masakun 曰く、
慣行になっている五輪選手村でのコンドーム配布が東京五輪で見送られ、出国の際のお土産として提供されることが話題になっている。朝鮮日報によると、オリンピックでのコンドームの無料配布は1988年のソウル大会が初めてで 8500 個配布された。以降大会を追うごとに配布数は増えていき、2012年のロンドン大会で15万個、2016年のリオデジャネイロ大会では45万個に達した(朝鮮日報)。
今年の東京大会では16万個の浮世絵コンドームが配布されると明らかにされたとき、「濃厚接触NGとしながら、コンドームは配るという矛盾」、「浮世絵入りcondomは止めといた方がいい」などと報じられたが、2020年のローザンヌの冬季五輪ユースで配布されたコンドームは瞬く間になくなったものの五輪記念のお土産として持ち帰る人もいたそうだ(Newsweek)。であれば、コロナの感染対策で「競技と関係のない外出や面会は一切認めない」と滞在制限をかけられている五輪選手たちにお土産として配布するのは粋な計らいではなかろうか。
ちなみに浮世絵コンドームはトップシェアを誇るオカモトがすでに「オカモトコンドームズCP」シリーズとして発表しているが、「ユニークなアイデアで、少しでも多くの人に関心を持ってもらうことが狙いです。近年の性感染症の増加を受け、社内で解決策を真剣に考え、バカバカしいものを製作した」という(AERA dot.)。
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Source: スラッシュドット