ウィキメディア財団は5日、2023年に最も閲覧されたWikipediaの記事を発表した。最も閲覧されたのは、英語版のChatGPTのページで合計4950万回以上のページビューを獲得した。2022年11月にデビューしたこのツールは現在、1億人以上のユーザーを獲得した一方、人工知能の進化や倫理的な議論を巻き起こした(Wikipediaリリース、The Hill)。
次に注目されたのは、2023年の死亡者数の記事や2023クリケットワールドカップ関連の記事だという。2015年以降に出された最も人気のある記事のリストでクリケットの記事が含まれたことはこれまでなかった。しかし、2023年は、英語版ウィキペディアのトップ25 記事の16%がクリケットで占められたという。2023クリケットワールドカップで、インド対パキスタンといった注目カードがあったのも一因のようだ。映画関連の記事も注目を集め、『オッペンハイマー』や他の映画の記事が上位にランクインしたとしている。
2023年の英語版ウィキペディアの記事の人気トップ10は次のとおり。
- ChatGPT、49,490,406 ページビュー
- 2023年の死亡者数、42,666,860人
- 2023 クリケットワールドカップ、38,171,653
- インディアン・プレミアリーグ、32,012,810
- オッペンハイマー (映画)、28,348,248
- クリケットワールドカップ、25,961,417
- J. ロバート・オッペンハイマー、25,672,469
- ジャワン (映画)、21,791,126
- 2023年インディアンプレミアリーグ、20,694,974
- パサーン (映画)、19,932,509
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Source: スラッシュドット