headless 曰く、
Google は 16 日、Chrome 拡張の Manifest V3 (MV3) 移行計画再開を発表した
(Chrome for Developers のブログ記事、
Google グループ投稿、
The Verge の記事、
Android Police の記事)。より信頼できる Chrome 拡張を目指す MV3 移行だが、Manifest V2 (MV2) が備える高度なコンテンツブロックに適した機能が使えなくなることなどへの反対も強かった。MV3 の API 実装が進んでいないこともあって移行計画は延期が繰り返されていたが、その後実装は進み、拡張機能開発者コミュニティでの支持も広がっていることから移行計画を再開するという。
MV2 の無効化は Stable 以外のチャネル (Canary、Dev、Beta) で早ければ 2024 年 6 月、Chrome 127 以降で開始される。ロールアウトの影響を受けたユーザーは MV2 拡張機能が自動的に無効化され、新たに MV2 拡張機能を Chrome ウェブストアからインストールできなくなる。また、2024 年 6 月には MV2 拡張機能から「おすすめ」バッジが外される。MV2 を引き続き必要とするエンタープライズ向けの ExtensionManifestV2Availability ポリシーは 2025 年 6 月まで利用できるが、拡張機能開発者には 2024 年 6 月までの MV3 移行が推奨されている。
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Source: スラッシュドット