理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター(RQC)は5日、3月からクラウド利用を開始している国産超伝導量子コンピュータ初号機の愛称を「叡(えい、英語表記は”A”)」に選定したと発表した。この名前は、聡明さを象徴し、量子コンピュータの情報処理における卓越性と先進性を示すと同時に、アルファベット順で最初の文字”A”として、RQCや日本にとって初の国産量子コンピュータの実機開発の第一歩であることを象徴しているという。名前は一般公募によって選ばれた。応募期間中には3781件の提案が寄せられ、商標登録済みのものを除いた中から「叡」が選ばれた。今後、この名前に合ったロゴマークも作成される予定(理化学研究所リリース)。
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Source: スラッシュドット