マテルは 9 月 26 日、「Pictionary」ゲームに AI 要素を加えた「Pictionary vs AI」を発表した
(プレスリリース、
製品情報、
The Verge の記事、
動画)。
Pictionary はチームのメンバーが描いた絵のお題を当てることで駒を進めていくすごろくゲーム。Pictionary vs AI ではチームのメンバーに代わり、スマートフォンアプリが絵のお題を当てる。そのため、Pictionary は少なくとも 4 人以上いなければプレイできないが、AI の参加により 2 人以上いればプレイ可能となった。
アプリは Google が 2016 年に公開したデモ「Quick, Draw!」が学習したデータを用い、コンピュータービジョンを組み合わせて絵の内容を推定する。自分の絵をアプリが正しく推定できれば 1 コマ進むほか、他の人の絵に対する推定結果の予想が当たった場合や、自分の絵に対する他の人の予想が外れた場合にも 1 コマ進むことができる。アプリから見えるのは専用お絵描きボードに描かれた絵のみで、絵や個人情報が収集されることはなく、絵が学習に使われることもないという。
米国での価格は 24 ドル 99 セント。9 月 27 日からオンラインストアでの予約を受け付けており、10 月 2 日から店頭に並ぶとのこと。製品には 4 組の繰り返し消して使用可能なお絵描きボードとマーカー、駒のほか、112 枚のお題カードやすごろくのボード、スマートフォンホルダーとお絵描きボードホルダー、他の人の絵の判定を予想するトークンなどが含まれる。
| ITセクション
| グラフィック
| 教育
| ゲーム
| IT
| おもちゃ
|
関連ストーリー:
ChatGPT 開発の背後にはケニアの労働者による人力作業
2023年01月22日
Google Arts & Culture アプリの新機能「Pet Portraits」
2021年11月12日
Google、肌の色を区分する新たな尺度を開発中
2021年06月21日
マテル、髪の毛のないバービー人形を発売へ
2020年01月31日
マテル、カード上に点字を配した「UNO Braille」を発表
2019年10月06日
Googleが機械学習用データとして利用できる手書きイラスト5000万点をオープンに利用できる形で公開
2017年08月30日
Source: スラッシュドット