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小室哲哉ショルキー『Mind Control』、4人のFANKSがレストア

サンレコの記事によると、TM NETWORKの小室哲哉氏が、ファンの支援によりショルダーキーボード「Mind Control」を使って再びステージで演奏することができたという。このショルダーキーボードは、小室哲哉氏のソロコンサートツアー「Digitalian is eating breakfast」(1989〜1990年)のために作成されたもので、外部音源を制御するための機器だった。しかし、近年は見ることはなくなっていたそうだ(サンレコ)。

このショルダーキーボードの復活に関しては、ファンの存在が大きな役割を果たしたという。Mind Controlは30年以上の経年劣化で機能しなくなっており、修理が必要だったそうだ。修理プロジェクトは、TM NETWORKファンの一部である4人のFANKS(TM NETWORKファンの総称)によって開始。彼らはすでにレプリカのMind Controlを制作した経験があったそうで、メンバーの中には電気回路の専門家も含まれていたという。

ただ修理プロジェクトは葛藤も伴ったとされる。Mind Controlの傷の入った部分を修理する際、Mind Controlという歴史的遺産をどこまで変更して良いのだろうか悩んだという。しかし、最終的には外装の一部を修復することで決着した。この修理プロジェクトにより、Mind Controlは再びステージで使用できる状態になり、TM NETWORKのコンサートで小室哲哉氏が演奏する姿を見てファンは歓喜したとされている。

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Source: スラッシュドット