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新型コロナワクチンの集団免疫効果は20%から観察されはじめる

masakun 曰く、

新型コロナワクチンの集団免疫効果に関する論文が Nature Medicine に投稿された。それによると「接種者が20%増えるごとに「未接種者」の陽性率は約2倍減少」「地域社会の成人への接種が進むと「若者」の感染が減少する」そうだ(Dr. Tad 氏のツイートCommunity-level evidence for SARS-CoV-2 vaccine protection of unvaccinated individuals | Nature Medicine)。接種回数が着実に伸びている日本もあともうひと踏ん張り。みんなでワクチン接種を応援していこう。

一方で京都大の西浦博教授(感染症疫学)らのチームのモデル分析が波紋を呼んでいる。「新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を今月20日で解除した場合、ワクチン接種が進んでいても東京では流行が再拡大し、8月に再び緊急事態宣言が避けられない恐れがある」というのだ(共同通信東京新聞)。しかしながら嘉悦大の高橋洋一教授は「モデル分析のいいところは推計と現実が異なれば、その差を定量的に説明できる。(略)予測は外してもいいが説明責任は必要だが、どっかでやったのだろうか知らんな」(高橋洋一氏のツイート)と過去の西浦分析を切り捨てている。

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Source: スラッシュドット