一般社団法人サイバー技術・インターネット自由研究会が電子公告を「Telnet」で行っている珍しい事例が話題となっている。日本の企業は、株主総会の通知、業績報告、重要な会社情報などを電子公告を通じて株主や投資家に提供する。こうした電子公告は通常、HTTP/HTTPSを使用してウェブサイトで行われるが、この団体は「telnet://」を用いたという(Hirotaka Nakajima氏のポスト、登 大遊氏のポスト、窓の杜)。これをおこなったHirotaka Nakajima氏曰く、
最近法人を設立したのですが、電子公告のURLってschemaはhttp/httpsに限定されていないことがわかりました!なんとtelnet://でもいける!!
ということでtelnetで公開したとのこと。公告アドレスに関しても公開されている。なお話題になった後、「セキュリティを謳っているくせに平文通信じゃん」というクレームがついたらしく、その後に「TELNET over SSL」版が公開されたそうだ。Windows 11環境で「TELNET over SSL」版の電子公告を閲覧するには、OpenSSLが必要としている(登 大遊氏のポスト、窓の杜)。
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Source: スラッシュドット