中国のデータ復元系YouTuberが、約13ドルで販売されていた中国のコピーブランドSSD「ShineDisk M667 (M667-120G)」を分解したところ、内部からAppleデバイス用に製造されたとみられるSK hynix製のNANDが搭載されていたことを発見したそうだ(Tom’s Hardware)。
このコピーブランドSSDに使われているパーツの中でまっとうなものとみられるのは、SSDコントローラであるSilicon Motion「SM2258XT」だけだったそうだ。とはいえ、このコントローラーに関してもやや旧式な部類の製品とのこと。NANDチップの由来も不明。SK hynixの「E2NAND」とされるものだそうだが、SK hynixのWeb サイト上には、この「E2NAND」に関する公開情報は存在していないそう。
先のYouTuberは、Apple向けにNANDを製造している工場から流出したものか、もしくは欠陥のあるiPhoneからNANDを引き抜いたものを再利用したものではないかと分析しているという。
あるAnonymous Coward 曰く、
「死ねディスク」だからデータがロストしないか心配になってくる
| YROセクション
| ハードウェア
| 海賊行為
| Digital
| ストレージ
|
関連ストーリー:
Samsung 980 PRO SSDの偽物出回る
2023年03月24日
レアなレトロゲームカセットに偽物が出回り、売買時に殻割りして内部基板のチェックが必要に
2023年03月07日
偽造半導体を買わされる被害が増加。国内でも流通の3割に影響とも
2021年09月02日
Source: スラッシュドット