headless 曰く、
Microsoft の Outlook.com メールサービスで、hotmail.com メールアドレスを使用した送信ができなくなったり、受信側でスパム扱いされたりするトラブルが日本時間 18 日午前中に発生していたそうだ
(Bleeping Computer の記事、
The Register の記事、
Microsoft Community 投稿 、
)。送信できなかったメールに対しては、Sender Policy Framework (SPF) レコードが適切に構成されていないため、SPF ポリシーに従ってメッセージを拒否したという内容のエラーメッセージが返されたという。SPF はスパム送信やなりすましによるフィッシング攻撃などを防ぐためのセキュリティ機能であり、SPF レコードにはドメインで送信を許可する電子メールのホスト名や IP アドレスを指定する必要がある。
今回の場合は Microsoft が hotmail.com の SPF レコードから誤って「include:spf.protection.outlook.com」を削除してしまったとみられる。Microsoft は同日中に修正を行い、問題は解消したとのこと。個人的には hotmail.com のメールアドレスも使用しているが、最近はほぼ受信専用となっているため影響を受けることはなかった。スラドの皆さんの中に影響を受けた方はおられるだろうか。
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Source: スラッシュドット