YouTubeは8月15日、医療に関する誤報に対するポリシーの強化と、誤ったがん治療に関する動画の削除を発表した。YouTubeはこれまでもCOVID-19関連や中絶に関する誤情報に対処してきたが、今後は医療誤報に関して、「予防」「治療」「事実の否定」の3つのカテゴリに整理。地元の保険当局や世界保健機関(WHO)との情報が矛盾する場合には、対象の動画を削除していく方針とするという(Googleブログ、誤った医療情報に関するポリシー、ITmedia)。
特にがん治療に関しては、「がんは世界中で主な死因の1つであるため」とし、信頼性のある医療情報源からのコンテンツを重要視し、誤った情報を排除することを目指すとしている。具体的な削除対象の例としては、「ニンニクはがんを治す」といった虚偽の主張や、「放射線療法の代わりにビタミンCを接種する」といったがん治療に関する誤った情報を挙げている。
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Source: スラッシュドット