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CNET、Google検索結果のランキングを上げるために古い記事を削除

Gizmodo が入手した CNET の内部メモによると、CNET では Google の検索結果でランキングが上がることを期待して古い記事を定期的に削除しているそうだ
(The Verge の記事
Gizmodo の記事
Search Engine Roundtable の記事
CNET の内部メモ: PDF)。

CNET が「content pruning」「content deprecation」などと呼ぶ古い記事の削除は、最新の情報を探す人を混乱させたり、いら立たせたりするような古い情報や余分な情報を整理して CNET ドメインの権威とユーザーエクスペリエンスを改善するのが主な目的だという。削除の決まった記事は事前に Internet Archive の Wayback Machine API を使用して保存されるそうだ。著者のページを Internet Archive に保存されたバージョンと見比べると、1 年ほどで数百~数千本の記事が削除された著者もいるようだ。

これにより、CNET が検索結果で他社よりも上に表示べき新鮮で価値のあるサイトであるとのシグナルを Google に送ることができるとのこと。CNET のような大型サイトでの SEO トラフィックを目的としたコンテンツ削除は業界で幅広く行われているとのことだが、Google は古いコンテンツの削除を推奨していない

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Source: スラッシュドット