headless 曰く、
ドイツは長らく Google ストリートビューの空白地帯となっていたが、今後は解消していくようだ
(Android Police の記事、
The Keyword Deutschland の記事)。Google はドイツのストリートビューを 2010 年末までに提供開始する計画を示し、プライバシー問題に配慮して事前のオプトアウト手段を提供したところ、対象地域の 24 万世帯が住宅の鮮明な画像を公開しないよう求める結果となった。多数のリクエストに Google は自動化ツールで対応しきれず、手作業でぼかしをかけるため 200人 を雇用する必要があったという。Google はドイツ国内の大都市のストリートビューを 2011 年に公開したが、更新は行われてこなかった。そのため、航空写真で見えている建物がストリートビューに切り替えると消えるといった現象も発生していたようだ。
この状況はストリートビュー的に周囲を見回せる「Look Around」を Apple がドイツで提供開始したことで変わり始めたという。Google もドイツでのストリートビュー撮影を再開しており、6 月には画像の更新再開を予告していた。このたび、ドイツ国内 20 の大都市のストリートビューが更新され、今後はこれまで提供されていなかった地域にも拡大していくとのことだ。
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Source: スラッシュドット