米報道機関ProPublicaは8日、米内国歳入庁(IRS)の納税記録を15年分独自入手し、米国富裕層の納税額が判明したと報道している。記事中で具体的な納税額が報道されたのは投資家のウォーレン・バフェット氏、Amazon.comのジェフ・ベゾス氏、大手メディアBloomberg創業者であるマイケル・ブルームバーグ氏、テスラ創業者のイーロン・マスク氏(ProPublica、日経新聞、時事ドットコム、産経新聞)。
記事ではジェフ・ベゾス氏は、2007年と2011年は連邦所得税を1ペニーも払っていない、世界で2番目に裕福なイーロン・マスク氏も2018年は連邦所得税を支払っていなかった。近年ではマイケル・ブルームバーグも同様のことを成し遂げている、ジョージ・ソロスは3年連続で連邦所得税を払っていないなどとしている。
ProPublicaは、上位資産家25人の合計資産価値は2014年から5年間で、計4010億ドルほど増えているにも関わらず、連邦所得税の支払いは136億だけだったと報じ、アメリカの税制の「誰もが公平に負担し、最も裕福なアメリカ人は最も多く負担している」という前提が崩れ去ったとしている。
| アメリカ合衆国
| お金
|
関連ストーリー:
日本国内で密かに出回る中国製の未承認ワクチン。毎日新聞
2021年01月07日
30代以下はネットを信頼し、50代以上は従来のマスコミを信頼する
2016年11月14日
自宅で楽しめるIMAXプライベートシアター、富裕層向けに好評販売中
2016年07月04日
西暦2200年には「人間狩り」が富裕層の娯楽になっている?
2016年06月28日
財政制度等審議会において教育分野における提言が発表される
2015年10月30日
Source: スラッシュドット