とある保育士が身に着けていたApple Watchに表示された警告画面が話題になっている。話題の元となったのは、つっきーさんのツイート。同氏は夫婦で会話をしている最中、つっきー氏の声が奥さんに聞こえていないように感じた場面があったという。そこで二人で話し合ったところ、保育園で毎日子どもの大きな泣き声に接していることが原因ではないかと気がついたという(つっきーさんのツイート、iPhone Mania)。
というのも、奥さんが保育園で働いている間に、Apple Watchの「ノイズ」アプリから、周囲の音が大きくなり、聴覚に影響を及ぼす可能性があるとの警告が出たことがあったためだ。警告の内容は「このレベルの音に約30分さらされると聴覚が一時的に失われるおそれがあります」というもの。Apple Watchにはノイズ検知機能が備わっており、保育園では子どもが多くいることから、その泣き声などが続いた場合、聴覚に悪影響を及ぼす音が周囲で発生しているとApple Watchが判断したようだ。
厚生労働省の「騒音障害防止のためのガイドライン」 によれば、屋外での作業中に騒音が85デシベル以上だった場合は、耳栓などの防音保護具を着用する必要があるという。
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Source: スラッシュドット