大阪府警察は10日、SNS上で知人の女性を脅迫したとされる事件で、関与のない20代の男性を誤って2回も逮捕したことを認め、謝罪した。男性は容疑について一貫して否定していたにも関わらず40日間も勾留されたという(朝日新聞)。
誤認逮捕の原因となったSNSのメッセージは、別の人物が男性になりすまして送ったものと考えられているが、アリバイの確認が不十分だったという。男性の無実が証明されたのは、メッセージを送っていたSNSのアカウントが作成された日時や場所などから男性にアリバイがあったことを確認できたためだという。府警はこの男性になりすました人物についてについて捜査を進めていると述べている。
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Source: スラッシュドット