ゲームのロード画面には、プレイヤーにロードの進行状況を示す進捗バーが表示されることがある。実はこの進捗バー、開発者たちのツイートなどによると、わざと不規則な速さで進めるよう設計していることが多いそうだ(AUTOMATON)。
『Thomas Was Alone』などを手がけたゲームデザイナーで開発者のMike Bithell氏によると、プレイヤーは均等に進むスムーズなロード進捗バーを信じないのだという。進捗バーが滞ったりする方が、ロードが順調に進んでいる印象を与えやすいことから、ゲームではロード進捗バーが止まったり急に進んだりする演出がされることが多い模様。元記事では、一定の速度で滑らかに進むロード進捗バーだと、ロードの状況に関係なくただアニメーションが表示されているだけの印象を受けるかもしれないとしている。
また「バーが100%に到達してもゲームが開始しないことが多いのではないか」と疑問が出たことに関して、Bithell氏はバーが止まる理由の一つに、データのロード自体は完了してもワールドを描く最後の工程が必要であり、その際にフリーズが発生する可能性があるためだと述べている。
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Source: スラッシュドット