headless 曰く、
Microsoft がタイムゾーン変更や夏時間開始・終了日変更について、Windows での対応やベストプラクティスを解説している
(Windows IT Pro Blog の記事)。Windows のタイムゾーン変更はレジストリを書き換えるだけだと思っていたが、Microsoft では修正に 8 週間かけているそうだ。そのため、昨年 9 月のチリでの夏時間開始日変更のように、本来の開始日から 4 週間を切ったタイミングで発表されたようなケースでは修正が間に合わない。また、不定期な修正提供による混乱も避けたいとのことで、最終的に修正が提供されたのは 10 月の月例更新 (プレビュー版は 9 月) だった。
そのため、タイムゾーンや夏時間開始・終了日を変更する政府のベストプラクティスとしては、十分に早い通知 (できれば 1 年以上前、少なくとも 8 週間以上前) や変更計画の正式発行、影響を受ける市民に変更を知らせる集中的な努力を挙げている。国内に Microsoft の拠点がある場合は担当者に変更を通知すべきとのことで、いずれの場合も政府公式サイトでの情報提供を求めている。
IT 管理者のベストプラクティスとしては、政府が変更を発表したら Microsoft の DST Community Blog で更新情報をチェックすること、毎月後半に提供されるプレビュー版更新プログラムに修正が含まれる場合はインストールして確認することが挙げられている。
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Source: スラッシュドット