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ロシアで民間軍事会社ワグネルが武装反乱、プーチン大統領は困難な状況を認める

maia 曰く、

ロシアの民間軍事会社ワグネルが蹶起し、国境に面したロストフ州の庁舎占拠などの行動に出ているようだ(産経新聞の記事)。

先般、国防省がワグネルを直接の傘下に置こうとしたことで、ワグネルは存立の危機にあった。ワグネルの総帥プリゴジンは以前からの国防省批判を更に強め、兵士が大勢死んだのも、そもそも NATO 云々含めて、国防省がプーチンを騙して戦争を始めた、従って彼らに責任を負わせると宣言した。巧妙?にプーチン批判にならないようにしているのがプリゴジンらしいが、形式的には反乱の構図となっている事で、プーチンがどう出るかが注目される。

また、あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、ロシア軍と共にウクライナに侵攻しているロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が、SNSでロシア軍に対して武装蜂起を宣言したそうだ。

プリゴジン氏は、ロシア軍の攻撃で多数のワグネル戦闘員が死亡しており、軍幹部の悪事を止める等と主張しているようだ。

タス通信によると、モスクワでは重要な場所に厳重な警備が敷かれ、独立系メディアはクレムリンに兵器が輸送されていると報じているそうだ。ロシア連邦保安局はプリゴジン氏への捜査を開始しているようだ。

プリゴジン氏はロストフ・ナ・ドヌの軍事施設をすべて支配下に置いたと述べており、プーチン氏もロストフで困難な状況に直面していることを認めている。プーチン氏は個人の利益が裏切りを生んだと批判し、ロシアを守るためにできることはすべてするとも述べているとのことだ
(The Guardian のライブアップデート記事)。

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Source: スラッシュドット