J-CASTの記事によると、新幹線の座席テーブルにスマートフォンを置いただけで、意図せずJR東日本のECサイトにアクセスしてしまうトラブルが発生し、ネット上で話題になっていたという。テーブルの裏側にECサイト宣伝用の「NFCタグ」が貼られていたことが原因(J-CASTニュース、Togetter)。
アクセスされるサイトはJR東日本が運営するECサイト「JRE MALL」だそうで、先のNFC内蔵シールには「車内タッチポイント実証実験中」といった文章とともに先のサイトが紹介されていたという。JR東日本は「テーブル越しに機能してしまう状況は想定しておりませんでした」とし、対応策を検討するとコメントしている。ツイッターでは、「せめてQRコードなら受けての任意に使えるのに」「最悪の広告システム」などと否定的な反応が多いようだ。Togetter上のまとめによると、この手法を用いて偽サイトに誘導するのにも使えるのではないかといった指摘も出ている。
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Source: スラッシュドット