集英社は5月29日、AI生成画像を使った人物のグラビア写真集を発売した。タイトルは「生まれたて。」で電子書籍版(499円)のみの販売となっている。当然ながらモデルとなった人物は存在せず、「週刊プレイボーイ」の編集部が生成AIを用いて作り出したものとなっている。使用した画像生成AIサービスは非公開だそうだ。5月生まれのAIヒロインという設定からモデルには「さつきあい」という名前が付けられている。29日には公式Twitterアカウントも開設、仕事用の連絡先としてメールアドレスも公開している(集英社、KAI-YOU、ITmedia、その2)。
この件に関しては、さまざまな形で話題になっているようだ。肯定的な意見としては、スケジュール調整やスキャンダルなどが発生しない点など、その一方で実在しない美少女が雑誌の顔となったことで、AIが人間の仕事を奪うのではないかとの懸念なども出ている。
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Source: スラッシュドット