headless 曰く、
Windows 10 / 11 で一部の 32 ビットアプリによるファイルのコピーや保存、添付が断続的に失敗する問題が発生しているそうだ
(既知の問題と通知、
Neowin の記事、
BetaNews の記事、
Ghacks の記事)。影響を受けるのは 4GB のメモリ空間が使用できるよう IMAGE_FILE_LARGE_ADDRESS_AWARE がセットされ、CopyFile API を使用する 32 ビットアプリだ。拡張ファイル属性を使用する商用/エンタープライズ向けセキュリティソフトを使用している Windows デバイスでは発生する可能性が高くなるという。
エクスプローラーを使用したファイルコピー時に問題が発生したとの報告は受けていないが、アプリ内で使用する CopyFile API は影響を受ける可能性があるそうだ。Microsoft Office アプリでは 32 ビット版使用時のみ「ファイルが保存されなかった」というエラーが発生する可能性がある。ただし、コンシューマーが家庭で使用する Windowsデバイスや、非マネージドの商用デバイスが影響を受ける可能性は低いとのこと。
問題は断続的に発生するため、保存やコピーを再試行すれば成功する可能性が高い。そのため、回避策としては処理の再試行が挙げられている。
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Source: スラッシュドット