埼玉県の大野知事は18日、LGBTなどに対する知事の対応がねつ造されて拡散されていると会見で発言した。これを報じた埼玉新聞によると、デマの内容は、県内の高齢者介護施設にジェンダーレストイレとジェンダーレス更衣室が設置され、施設長が「埼玉県知事からお褒めのお電話を頂いている」とし、県職員がジェンダーレストイレを使わなければならないと迫られたことから、複数の職員が退職に追い込まれたというものだったそうだ(埼玉新聞)。
埼玉県側の説明によると、指摘された施設にはそもそもジェンダーレストイレとジェンダーレス更衣室は設置されていなかった。またデマの内容にある直近で複数の職員が退職した事実もなかったという。大野知事も「当該施設と個別に接触したことはありません」と述べている。
なお、このデマの拡散に関しては、自称ジャーナリストが自身のSNSやYouTubeチャンネルで紹介したのが一因となっている模様。
あるAnonymous Coward 曰く、
やがてこの自称ジャーナリスト氏はYouTube動画を削除。
「現地での検証を検討しましたが、ご本人が頑なに辞退をされた為検証ができなくなりました。」と言っているが、つまりは裏を取らずに信じましたというなんともな話。ジェンダーレスなんとかの話はデマが多い印象だ。
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Source: スラッシュドット