日本原子力研究開発機構は12日、トポロジカル超伝導体と呼ばれる新しいタイプの超伝導体の候補物質としてウランテルル化物(UTe2)において、新たな超伝導状態が存在することを東北大学と共同で発見したと発表した。磁場や温度を変えながら、超伝導の性質を精密に調べた結果、低磁場超伝導状態と高磁場超伝導状態との間に、両者が入り混じった新しい超伝導状態が存在することを発見したという。これらの状態を制御する方法を見出せば、量子コンピュータに向けた超伝導量子デバイスの開発につながる可能性があるとしている(日本原子力研究開発機構、EE Times Japan)。
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Source: スラッシュドット