headless 曰く、
米国・サンフランシスコ市では自律走行タクシーがたびたび渋滞を引き起こしているが、市にできることは少ないそうだ
(Neowin の記事、
動画)。サンフランシスコ市では Cruise と Waymo が自律走行タクシーサービスを展開しており、ドライバーの乗っていない車が緊急車両の通行を妨げたり、一斉に動かなくなって道をふさいだりといったことも注目された。サンフランシスコ市警 (SFPD) では自律走行車対応規定を作成しているが、実際に誰も乗っていない車を停止させた警官が困惑する姿も目撃されている。
NBC News によれば、自律走行車は工事現場や緊急車両との接近で混乱して動けなくなり、渋滞の原因となる一方、消火作業中の現場付近で消防車のホースを踏んで走り抜けることもあるという。消防士が自律走行車を止めるために車の窓を割る必要があったとも報告されているそうだ。市では自律走行車に関連する通報を日に 3 件程度受けているが、規制の権限はカリフォルニア州にあるため、市が具体的な対策を行うことは難しいとのことだ。
| ITセクション
| 政治
| ロボット
| 政府
| IT
| アメリカ合衆国
| 交通
|
関連ストーリー:
Waymo、カリフォルニア州でドライバーレス自律走行車タクシーパイロットプログラム参加を認められる
2022年11月22日
米サンフランシスコ、一斉に動かなくなったロボットタクシーが道をふさぐ
2022年07月02日
自動運転による無人タクシーが消防車の通行を妨げる。サンフランシスコ
2022年06月09日
Cruise、米主要都市で商用ドライバーレスタクシーサービスを提供する初の企業に
2022年06月07日
米サンフランシスコ市警の自律走行車対応規定、自律走行システムのデータを捜査で活用することにも言及
2022年05月18日
もしも交通違反で警官が停止させた車に誰も乗っていなかったら
2022年04月13日
Source: スラッシュドット