日本航空は4月26日、羽田空港の第1ターミナルの搭乗口付近で「かくれナビリティ」をキーワードにした動画を公開している。かくれナビリティは搭乗時刻に間に合う、搭乗前にトイレに行く、降りる前に窓のシェード(日よけ)を降ろすといった、ひとり一人の小さな心掛けの積み重ねを隠れたサステナビリティ(持続可能性)であるとし、駐機中や運航中のCO2(二酸化炭素)排出量削減につながることに理解を求めている(Aviation Wire)。
定刻通りに出発すると遅延回復のために運航速度を速める必要がなくなること、窓の日よけを下げると機内の温度を一定に保てるため、冷暖房の使用を抑えられるという。またJALのの西岡桃子主任によると、エアバスA350-900型機の運航便では、乗客全員が搭乗前にトイレを済ませたと仮定すると、1便あたり150キログラム軽くでき、CO2排出量を112リットル削減できるそうだ
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Source: スラッシュドット