headless 曰く、
ゲームコンソールのハックツール提供により米国で 40 か月の実刑判決を受けたカナダ国籍の Gary Bowser 氏が早期釈放されたそうだ
(TorrentFreak の記事、
The Verge の記事、
Neowin の記事、
インタビュー動画)。Bowser 氏はハックツールを開発・販売していたグループ Team Xecuter で、営業担当の主要メンバーとされる。欧米版のマリオシリーズではキャラクター「クッパ」の名前が「Bowser」になっていることから、任天堂ハッカーのクッパとしても注目された。2020 年秋に逮捕、2022 年 2 月に実刑判決を受けてシアトルのシータック連邦刑務所に収容されていたが、早期釈放が認められて 3 月 28 日からタコマの拘置所へ移り、カナダへの帰国準備をしているという。
Team Xecuter の主要メンバーとしてフロントマンを務めつつ Bowser 氏の役割は限定的で、月に 500ドル ~ 1,000ドル程度を受け取るだけだったとのことだが、任天堂に総額 1,450 万ドルの賠償金を支払う必要がある。そのため、刑務所収容中は刑務所の仕事で得た収入から月 25 ドルを払っていたそうだ。任天堂と Bowser 氏の合意によれば Bowser 氏が月間総収入の 25 ~ 30% を支払う取り決めになっているといい、任天堂が賠償金全額を受け取れる可能性は低いが、逆に Bowser 氏は一生賠償金を支払い続ける可能性が高い。
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2022年02月13日
Source: スラッシュドット