ニチレイフーズは、『「今川焼」から作った除菌ウエットティッシュ』を開発したと発表した。現在、フードロス削減が社会課題のひとつとなっていることから、同社では食品・飲料の製造過程で出る規格外品・副産物や農産物の規格外品等を再利用する方向を模索していたようだ。そこで同社は独自発酵技術でアップサイクルさせる技術を持つファーメンステーションと協業、エタノールを使用した除菌ウエットティッシュを開発したという(ニチレイフーズリリース)。
ファーメンステーションは、皮とあずきあんを分別・前処理することなく一体状態のままエタノール化、エタノール部分は除菌ウエットティッシュに使用されるという。同時に生成する発酵粕はニワトリの飼料やニチレイフーズの所有する森林の肥料として活用されるとのこと。同製品は4月15日からニチレイフーズがオフィシャルスポンサーをつとめる「キッザニア福岡」内でアクティビティに参加した子どもを対象に配布される予定だとしている。
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Source: スラッシュドット