headless 曰く、
Google が Chrome で JPEG-XL の実験的サポートを廃止したことに対し、Free Software Foundation (FSF) が批判記事を公開している
(FSF の記事、
Phoronix の記事)。Google は廃止理由の一つとしてエコシステム全体から実験を継続するだけの十分な関心が寄せられていないことを挙げているが、FSF によれば Google はこのエコシステム内で支配力を持つ最も危険な捕食者であり、平均的なウェブユーザーは微生物のようなものだという。このような状況で Google が評価する十分な関心はウェブ全体の利益のためでなく同社の利益、具体的には JPEG-XL ではなく同社が特許を持つ AVIF 形式を普及させるためだと指摘する。
JPEG-XL 廃止に反対しても Google の考えを変えることはできないかもしれないが、逆に Google は JPEG-XL をサポートする自由なブラウザーの選択を止めることもできないため、全く希望がないわけではないとのことだ。
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Source: スラッシュドット