headless 曰く、
現実に問題となる場面は少ないと思われるが、プリンターのインクカートリッジはリージョンロックされているそうだ
(The Verge の記事、
Nathan Edwards 氏のツイート)。The Verge の Nathan Edwards 氏は一時住んでいたオランダから米国へ帰国することになり、引っ越しサービスのコンテナに余裕があったため現地で購入した HP のオールインワンプリンターを持ち帰ることにしたという。米国でのプリンター使用はインク切れになるまで何も問題なかったが、米国で購入したインクカートリッジに交換したところでリージョンロックが判明したとのこと。HP のプリンターでは互換カートリッジのブロックが先日も話題になっているが、Edwards 氏が購入したのは純正カートリッジだ。
プリンターのリージョンロックはあまり知られていないと思われるが、英語版 Wikipedia ではリージョンロックの記事にプリンターの項目がある。それによると、HP のプリンターでは 3 回までリージョンを変更できるという。Edwards 氏は HP サポートに問い合わせたが、サポート担当者と計 4 日間電話で話しながら作業しても印刷できるようにはならなかったそうだ。その後は子供の病気などでプリンターの件は先送りとなり、5 か月後に改めてサポートに連絡してようやく印刷できるようになったとのこと。
なお、リージョンロックは HP に限らず、Lexmark や Canon、Epson、Xerox のプリンターでも行われているとのことだ。
| ハードウェア
| DRM
| HP
| プリンター
|
関連ストーリー:
エプソンが一部インクカートリッジを仕様変更、ダイレクトショップ限定や残量表示不可も
2023年03月20日
COVID-19 蔓延防止ポリシー緩和で感染者が急増した中国、自宅勤務用のプリンター需要が増加
2023年03月18日
HP、プリンターの互換カートリッジをまたブロック
2023年03月14日
エプソンのオフィス向けレーザープリンタ、2026年までに販売終了。全てインクジェット方式に
2022年11月21日
Source: スラッシュドット