「GPT-4」を用いて新しいプログラミング言語を作ろうという試みがおこなわれているという。この開発をおこなっているのはコーダーのルークさんで名称は「TenetLang」。GPT-4のような大規模言語モデル(LLM)では、プログラミングも可能であるとされているが、独自のプログラミング言語を作成する事例はなかったそうだ(GPT-4 Designed a Programming Language、GIGAZINE)。
GPT-4はルークさんの質問に対して、高品質なソフトウェアを開発するための包括的なガイドとして10個の重要な原則を提示したという。挙げられたのは「1:モジュール性」「2:抽象化」「3:スケーラビリティ」「4:保守性」「5:テスト容易性」「6:適応性」「7:パフォーマンス」「8:セキュリティ」「9:コラボレーション」「10:継続的な改善」とのこと。
続いて上記の10個の原則が上手く機能するケースと困難になるケースの事例を求めたところ、GPT-4はさまざまなアイデアを提案してきたとされる。GPT-4はこれらを順守するプログラミング言語を「TenetLang」と名付け、さらにTenetLangの設計における8つの概要を示したとしている。元記事ではGPT-4が出力した「TenetLangの構文と機能を示すプログラムの簡単な事例」も紹介されている。
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Source: スラッシュドット