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本社近くの路上で同僚をめった刺しにした Microsoft のエンジニア、無罪を主張

headless 曰く、

2 月に Microsoft 本社近くの路上で同僚をめった刺しにしたとして、第 2 級殺人未遂罪で起訴されたエンジニアの男が法廷で無罪を主張したそうだ
(GeekWire の記事)。

事件が起こったのは 2 月 22 日 17 時 45 分。被害者と男は面識がなく、無差別に行われたとみられている。現場を通りがかったトラックと Microsoft のバンの運転手が制止すると男は攻撃をやめて立ち去ったという。車に戻って男を追跡したトラックの運転手は 1 ブロック半ほどで見失ったが、警察は監視カメラの映像や血痕を頼りに追跡し、現場に近い男のアパートを特定する。警察は令状を申請し、翌 23 日 0 時 45 分に SWAT チームが男の身柄と証拠品を確保した。

事件後に男のウェブサイトでは薬物の乱用や繰り返される幻覚症状、人種差別的発言、友人を殺害しようと考えたことなどが書かれた日誌が見つかり、注目を集めたという。日誌のリストページでは日誌の内容が架空だと説明されている。しかし、日誌の冒頭では元々夢日記のように薬物の使用とその時に考えたことや効果を記録したものだったが、現在では生活の記録になっているなどと述べられている。

ただし、日誌は事件の直前に公開されたものであり、Microsoft は男を採用する前に内容を知ることができなかったとみられる。日誌では昨年 2 月、Microsoft の神経多様性雇用プログラムに応募したこと、障害がないためプログラムの要件を満たさないと思ったが、ADHD と診断されたことがあるため要件を満たすと判明したことも記載されている。プログラム応募者は業務が可能かどうか長時間の面接を通じて判断されるという。Microsoft は GeekWire に対し、求職者の徹底的な身元調査を行い、問題が見つかった場合には採用するかどうかを判断するための社内の手続きがあるなどと説明したそうだ。なお、男は既に解雇されているとのことだ。

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Source: スラッシュドット