ガジェット

食べログ、2月14日にサイトの仕様変更へ

「食べログ」の評価点アルゴリズムの問題は訴訟にまで発展した。過去記事でも取り上げたように賠償命令が出る判断が下されているが、この際、公開されたのは判決の結論部分のみだったという。文春オンラインの記事によると、これは食べログ側が、訴訟の当事者以外は見られないようにする閲覧制限を申し立てたためだという。裁判所は食べログ側の申し立てを、どの程度認めるのか検討し、アルゴリズムの変更などについて言及している部分がようやく閲覧できるようになったそうだ(文春オンライン)。

これを報じた上記の記事によると、点数急落の対象となったチェーン店に関しては、いわゆるフランチャイズチェーン店はその対象とされる一方、ファミリーレストランやファストフード店はその対象とされなかったとしている。また2月14日、食べログのサイト上の店舗名の横に表示されていた「関連店舗」というボタンが消える処置がされたという。ボタンは点数が下落した『飲食チェーン一覧』のページにリンクされていた。この変更により、自分のお店がチェーン店ディスカウントの対象となっているかどうかが、すぐには分からなくなったとしている。

すべて読む

| ITセクション

| ビジネス

| 法廷

| 変なモノ

| インターネット
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

「食べログ」のアルゴリズム変更は独禁法違反、評価下げられた事業者に賠償命令
2022年06月20日

焼肉チェーン店が食べログを提訴
2020年09月14日

公正取引委員会、飲食店ポータルサイトに関する取引実態調査結果を発表
2020年03月19日

公取委、「食べログ」や「ぐるなび」などに対し飲食店に不当な条件を押しつけていないかを調査
2019年10月12日

Source: スラッシュドット