多くのクラウドストレージサービスは、一定容量を超えて使うと有料になってしまうことが多いが、その対策としてYouTubeをデータストレージとして活用する方法が考案されたらしい。YouTubeには、1本の動画は「256GBまたは12時間のいずれか小さい方」という制約がある。しかし、本数に関しては無制限となっていることから、これに目を付けて容量無制限のストレージとして活用しているようだ(Hackaday、データを動画にしてアップロードしたもの[動画]、GIZMODO)。
元データの変換にはDvorakDwarf氏が開発した「ISG(Infinite-Storage-Glitch)」を用いているという。このツールは、バイナリファイルをビデオファイルにエンコードする役割を持つ。YouTubeの圧縮アルゴリズムの影響を回避するための対策もされているという。サンプル動画の見た目は昔ながらの砂嵐だが、きちんとデータが仕込まれているとのこと。動画は元のファイルの約4倍のサイズになるという。こうした行為がYouTube側の規約に反しているかは不明であるようだ。
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Source: スラッシュドット