headless 曰く、
Twitter で月曜日、イーロン・マスク氏をフォローしていなくても、ブロックしていても「おすすめ」タイムラインでマスク氏のツイートがおすすめされる現象が発生したそうだ
(Platformer の記事、
The Vergeの記事、
Neowin の記事 、
)。Platformer が入手した文書と関係者への取材によると、この現象はバグなどではなく、自身のツイートの閲覧数減少を気にするマスク氏の指示によるものだったという。マスク氏は先週、1 億人以上のフォロワーがいながら閲覧数が伸びない原因について、マスク氏の悪ふざけに対する人々の興味が失われたためだと指摘した (2 人だけ残っていた) プリンシパルエンジニアの1人を解雇している。
今週はスーパーボウルでイーグルスを応援するツイートの閲覧数 (910 万回) でジョー・バイデン米大統領 (2,900 万回) に大敗を喫し、エンジニアを呼び集めて問題の「修正」を命じた。エンジニアが考える問題点は、マスク氏をブロックまたはミュートする人が増加していることや、アルゴリズムによるツイートのプロモーション機能でマスク氏のツイートが予想の半分程度しか対象になっていないことだったという。そのため、修正内容はマスク氏のツイートが常に Twitter のフィルターを通過するようにし、おすすめの優先度を決めるスコアを 1,000 倍にブーストすることだったそうだ。
これによりマスク氏の投稿は誰よりも高いスコアを獲得し、多くのユーザーのおすすめタイムラインに表示されることになった。Twitter 社内では、マスク氏のフォロワーの 90 % 以上がマスク氏のツイートを見たと推計しているとのこと。マスク氏は火曜日、「Elon’s tweets」とラベル付けされた女性が「Twitter」とラベル付けされた女性に牛乳を無理やり飲ませるミームを投稿しており、やりすぎであったことを認めているようだ。
これについてある Twitter 従業員は、マスク氏が同社を買収した当時に運営者によるタイムライン操作を批判していたが、現在はすべてのユーザーに自分の声だけを聞かせるための操作を行っていると指摘。マスク氏がすべての人にとってベストになることを求めている、と信じられる時は過ぎてしまったなどと述べたとのことだ。
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Source: スラッシュドット