国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所は、長崎県の対馬でのマダニの調査から、ニホンジカが多い森林ほどフタトゲチマダニが多く生息していることが分かったという報告をおこなった(森林総合研究所リリース)。
この調査は、対馬生息の絶滅危惧種「ツシマヤマネコ」が、マダニ媒介感染症SFTSに過去に感染していた疑いがあることが判明したことから、対馬におけるマダニ類の生息状況を把握するために行われたものだ。対馬の広域に調査地を設けてマダニ類の調査をした結果、シカが多い場所で、SFTSウイルスを媒介することが知られているフタトゲチマダニが多く生息することが判明したとしている。
pongchang 曰く、
拡散した鹿はマダニのドナーになり、マダニに関連する感染症が増える。
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Source: スラッシュドット