内容自体は昨年11月掲載とだいぶ時間が経過しているネタだがとりあえず。一般社団法人未踏が主催した独創的なアイデアと技術を持つ17歳以下のクリエータを支援するプログラム「未踏ジュニア」による成果物を発表する「未踏ジュニア 成果報告会」で、中学1年生の五島舜太郎氏がカラスからゴミを守るシステム「scairecrow」を開発したことが報告されている(中学1年生が開発した「カラスからゴミを守るシステム」の成果)。
「scairecrow」の開発では、カラスの習性の調査から始め、カラスは強い光や大きな音を嫌うこと、街中で大きな音をならすわけにも行かないことから、レーザーポインターを使う判断をしたという。調査でカラスの後ろ側にレーザーポインターを照射すると、カラスは逃げることを確認した。次に画像認識でカラスを識別するシステムを構築したという。カメラで映像を出力、Raspberry Piに送りOpenCVというライブラリで画像をトリミング加工、TensorFlowLiteというライブラリで物体認識をするシステムを構築したとしている。
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Source: スラッシュドット