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Firefoxのテスト版にサイト分離機能を導入。MeltdownとSpectre問題に根本的な対策

Mozillaは18日、デスクトップ版Firefoxにサイト隔離のための「Site Isolation」機能を搭載したと発表した。この機能はFirefox for Desktopで読み込まれるすべてのサイトに対し、OSレベルでプロセスレベルで境界を設けて分離する。各Webサイトを別のシステムプロセスごとに分離することにより、悪意を持つサイトが他のサイトの関連情報やプラスベートな情報を読み取ることを防げるとしている(Mozilla HacksMozilla)。

この機能の開発は、2018年に見つかったMeltdownとSpectreとして知られる脆弱性がきっかけになったようだ。Mozillaは悪意のある攻撃者の技術の進歩を見据えると、一時的な対策ではなく、Firefoxのセキュリティ設計を根本的に再構築して安全性を高める必要があると考えていたという。現時点ではBetaリリースやFirefox Nightlyで配信されており、2021年後半に正式版に実装する方針だとしている。

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Source: スラッシュドット