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一晩で12台がパンク。英国で深刻化する「ポットホール問題」

英国には「ナショナル・ポットホール・デー」なる日が1月15日に設定されているという。ポットホール(Pothole)は、アスファルト路面のくぼみや穴のことで、交通事故の原因になるという。最新の調査でこのポットホールが原因と思われる自動車の故障が増加しているそうだ(AUTOCAR)。

1月17日、ロンドン南西部の特定の一般道にできたポットホールで、少なくとも12台の自動車がホイールやタイヤに損傷を受けるトラブルが報告されているという。しかも同じ穴にハマったのではない可能性も高いようだ。目撃者の証言によると、タイヤ2本がパンクし、ホイールも破損した状態もあったようだ。

RAC(王立自動車クラブ)の調査によると、昨年10月から12月末までの間に、ポットホール関連の被害で1日平均20台の車両故障に立ち会ったという。これは2019年以降の第4四半期に記録した中で最も多く、前の3か月に比べて23%増加したとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

記事中では触れていないけど、近年の自動車の偏平率が下がり続けている影響も大きい。特にパンクの序に、ホイールまで逝っちゃうのは、間違いなく偏平率が低過ぎるから。このままガソリン・軽油消費量が減っていったら、どうやって道路舗装用アスファルトを確保していくのだろうか?

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Source: スラッシュドット