いろんな意味でチャットボットである「ChatGPT」が話題になっているが、この技術はコミュニケーション障害のある人や、テキストを読むのが苦手な人を助ける可能性があるという(たーとるうぃず)。
たーとるうぃずの記事によると、すでに「Alexa」や「Siri」のようなAIアシスタントが、知的障害や言語障害のある人のコミュニケーションを助ける効果があることは判明している。しかし、こうした音声認識装置を使ってSNSなどでコミュニケーションを取った場合、1分間に入力できるワード数は10前後で単語予測を用いても1分間に12〜18ワードまでしか増やせないという。一方のChatGPTは、稚拙なコマンドや、文法やスペルの間違いがいくつもある文章を理解できることから、コミュニケーション障害をもつ人たちの構造化されていない入力を読み取り、不完全な文章を書き直したり、複雑な文章を簡略化できる可能性があると指摘している。
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Source: スラッシュドット