ソニーのPlayStation 5は、縦置きにも横置きにしても使える仕様だが、フランスのハードウェア修理専門家からは縦置きで運用を続けると問題が起こるとの指摘が出ているらしい(Numerama、Wccftech.com、GetNavi)。
フランス在住の2人の修理業者の指摘によれば、PS5のメインプロセッサ(APU)とヒートシンクの間には、熱伝導率の関係からシリコングリスではなく液体金属が塗られているそうだ。この二つには漏れないようにシーリングが施されているそうだが、これが時々ズレたり破損したりする事例があるようだ。この際、内部の液体金属が徐々に落下し、APUとの密着が不均一となることで冷却能力に影響を与えるだけでなく、こぼれた液体が基板にまで掛かってしまう事例も起きているという。もちろんこの問題は必ず起きるわけではないが、ソニーがこの問題について声明を出すまでは、液体金属がこぼれないように水平状態で運用するべきだと指摘しているそうだ。
| ハードウェア
| Sony
| ゲーム
|
関連ストーリー:
PS5版の新作コール オブ デューティ、ディスク容量72MB、DL容量は150GBを要す
2022年11月01日
9月から家電等の値上げ発表が相次ぐ。PS5は5500円値上げ
2022年08月26日
ゲオ、次回のPS5抽選販売ではPS4のゲオへ売却が必要に
2022年08月16日
ソニー、PS5がすぐにクラッシュする事実を隠蔽したとして集団訴訟される
2022年08月02日
Source: スラッシュドット