スタンフォード大学の研究によれば、GitHub Copilotや「Facebook InCoder」などのAIプログラミング機能に依存しているプログラマーは、AIを使わないプログラマーよりも不正確でバグの多いコードを生成しやすいという結果になったそうだ(論文、GIGAZINE)。
検証は五つの課題をクリアする形でおこなわれた。与えられた共通鍵を使用して、与えられた文字列の1つは暗号化し、もう1つは復号化する2つの関数をPythonで記述するという最初の課題では、AIのサポートを受けなかったグループの79%が正しいコードを生成した一方で、AIのサポートを受けたグループは67%しか正しいコードを生成できなかったとしている。ほかの2つ目から4つ目の課題でもAIプログラミング機能を使うと脆弱性のあるコードを生成しやすいという結果となったとのこと。
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Source: スラッシュドット