ガジェット

米スバル、ボルトの締め付け不足で発火の可能性のあるリコール対象車を修理完了まで屋外に駐車するよう推奨

headless 曰く、

米スバル (Subaru of America) が 2019 年式 ~ 2022 年式 Subaru Ascent のリコールを発表し、対象車を屋外に駐車するように推奨している
(プレスリリース
リコール報告書: PDF
Ars Technica の記事)。

スラドではバッテリー発火の可能性がある GM の電気自動車 Chevrolet Bolt EV に屋外駐車が推奨され、屋外への駐車中に爆発したことなどが話題になったが、Ascent はガソリンエンジン車だ。スバルによれば、PTC ヒーターのアース端子を固定するボルトが組立の段階で適切に締め付けられておらず、PTC ヒーターの使用時に電気抵抗が増大して発熱する可能性があるのだという。アース端子とボルトの接触が十分に少ない場合は過熱によりアース端子や周辺のコンポーネントを溶かす可能性があり、アース端子が溶ければ発火の可能性もある。

そのため、修理が完了するまではガレージなど屋内への駐車を避けること、エンジンがかかった状態で車から離れないことが推奨される。また、ダッシュボードや足下の空間から煙が出たり、きな臭いにおいが漂ってきた場合にはすぐイグニッションスイッチをオフにしてスバルに連絡すべきとのことだ。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| ハードウェア

| 電力

| 交通
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

bz4Xとソルテラ、タイヤ固定ボルトの不具合でリコール
2022年06月27日

GM の指示通り屋外に駐車していた Chevrolet Bolt EV、爆発して両隣の車も焼く
2021年09月04日

バッテリーから発火の可能性により米国でリコールされた Chevrolet Bolt EV、修理後も発火の可能性
2021年07月18日

Source: スラッシュドット