読売新聞の記事によれば、マイナンバーカードを保険証として使用する場合、受診時に毎回提示を求め、オンラインでの資格確認が必要だとする見解を示しているという。従来の保険証では初診時や再診時の月1回の確認だけで済んでいたが、マイナンバーカードを使用する場合はこれが煩雑化することとなる。これに対して現場の医療機関などからは反対の声が上がっているという。全国保険医団体連合会(保団連)は1日、厚労省に来年4月のオンライン資格確認義務化の撤回を要請したとしている(読売新聞)。
またマイナンバーに関しては、デジタル庁は利用者の同意がなくても金融機関の口座を自動登録できるよう検討を進めている。マイナンバーへの公金受取口座を自動登録する法改正案は11月29日、デジタル庁の有識者会議でとりまとめられ、行政機関が年金や児童手当の支給などで把握している口座情報について、未登録者に郵送などで通知する。一定期間内に不同意の意思を示さない場合、同意なしに登録できるようにするとしている(東京新聞)。
| 政府
| Digital
|
関連ストーリー:
マイナンバーカード申請・交付時の本人確認のオンライン化を検討、河野デジタル大臣
2022年10月31日
厚労省、24年秋にも保険証廃止で調整。マイナカード一本化へ
2022年10月12日
マイナ保険証を既存の保険証より割安に。既存保険証の初診加算を引き上げ
2022年08月12日
政府、骨太の方針で健康保険証の原則廃止を明記で調整
2022年05月24日
Source: スラッシュドット