イオンが店内カメラに「AIカメラ」を採用するのだという。約80店舗に順次導入していくとのこと。このAIカメラでは、映像からお客の行動を分析、従業員へ通知することにより接客対応が行えるとしている(イオンリテール[PDF])。
リリースでは具体例として、ベビーカーやランドセル売場などでの対応を挙げている。店員が不在になりがちな売り場での対応に使われるようだ。またAIが購入者の年齢を分析、未成年者と判断した場合は従業員に通知する機能もあるようだ。顧客の立ち寄り時間や動線、特定位置の商品棚などの利用頻度といったデータもを可視化し、利用率の高い箇所を赤色、低い箇所を青色で示す「ヒートマップ」機能も備えており。売場レイアウトの変更や店舗固有の売れ筋商品の補充につなげるとしている。
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Source: スラッシュドット