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Chrome 拡張の Manifest V2 サポートタイムライン更新、1 月の変更はすべて延期

Google は 9 日、Chrome 拡張の Manifest V2 (MV2) サポートタイムラインを更新した
(MV2 サポートタイムライン
MV3 移行タイムライン)。

Google が Chrome 拡張の信頼性向上を目指して 2018 年に発表した Manifest V3 (MV3)コンテンツブロッカーの機能が制限されるなどとして反対の声も強く、API の実装が進んでいないことも指摘されている。当初 Google は 2023 年 6 月に MV2 サポートを完全終息する計画だったが、9 月には半年の先送りを発表していた。

9 日の更新では 2023 年 1 月に予定していた Chrome ウェブストアでの「おすすめ」バッジ表示対象変更 (MV3 限定化)、エンタープライズポリシーによる MV2 の有効化、Canary/Dev/Beta チャネルでの MV2 無効化実験開始を延期しており、2023 年 6 月の全チャネルでの MV2 無効化実験開始や 2024 年 1 月の MV2 エンタープライズポリシー終了などは「検討中」に変更された。新しいスケジュールは 2023 年 3 月までに発表する計画だという。

一方、Microsoft は 3 日に Microsoft Edge の MV3 移行タイムラインを更新し、エンタープライズポリシーによる MV2 有効化を Chromium がサポートする限り Edge でもサポートする計画を示している。Firefox や Brave、Vivaldi などは MV3 に対応する一方で MV2 を必要とするコンテンツブロッカー等のサポートを継続する意向を示しているが、Microsoft はおおむね Google に歩調を合わせているようだ。

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Source: スラッシュドット