厚生労働省の調査によると、日本に住む約4人に1人、沖縄県の約2人に1人はすでにCOVID-19に感染していたそうだ。日本における抗体陽性率の調査では、今回は「過去にCOVID-19に感染したことがある人」を調査することを目的にN抗体が測定された。感染症専門医である忽那賢志さんの記事によれば、N抗体はCOVID-19で検出される2種類の抗体の一つで、N抗体は感染した人だけが陽性になるという(献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率実態調査[PDF]、Yahoo!ニュース個人)。
2022年11月に日本赤十字社で献血した8260名の献血者のN抗体調査の結果、26.5%、つまりおよそ4人に1人が過去にCOVID-19に感染したことがあることが判明したそうだ。都道府県別では沖縄県(46.6%)、大阪府(40.7%)、京都府(34.9%)が高く、長野県(9.0%)がもっとも低かった。東京都は31.8%が陽性だったとのこと。
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Source: スラッシュドット