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エーザイ、アルツハイマー病治療薬の第3相試験で症状抑制を確認

製薬大手のエーザイは11月30日、米バイオジェンと共同開発中のアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の臨床試験で、臨床試験の結果を発表した。臨床試験は50歳から90歳までの早期患者およそ1800人を対象におこなわれた。レカネマブ投与したグループでは、偽薬投与のグループより、認知機能の低下がおよそ27%抑えられ、症状の進行を遅らせる有効性が確認できたとしている。早期アルツハイマー病患者を軽度のステージのまま、2.5~3.1年延長する効果が期待されているという(エーザイリリースNHK日経新聞)。

なお臨床試験の最中、薬を投与したグループから2例の死亡事例が発生しているが、同社はいずれのケースもかなりの併存疾患があった。死亡はレカネマブが起因するものであるとは言えないと説明しているという(Bloomberg)。

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Source: スラッシュドット