セイコーエプソンは2026年を目標にレーザープリンタの本体販売を終了、同年までに新規で販売するオフィス向けプリンタを全てインクジェット方式に絞り込むことを決めたと報じられている。同社の代表取締役専務執行役員営業本部長の久保田孝一氏によれば、現在のオフィスの消費電力の10%がプリンタおよび複合機によるものだそう。その点、インクジェットプリンタは、レーザープリンタに比べて環境対応に優れている点などが理由であるようだ(PC Watch、ITmedia)。
レーザープリンタでは、帯電・露光・現像・転写・定着という複雑なプロセスを経て印刷がおこなわれているため部品も多くなる。一方のインクジェットプリントであれば、インクを吐出するだけとシンプルな構造というメリットがある。
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Source: スラッシュドット