NTTは10月31日、量子計算機が古典計算機よりも高速に解けることを示す新たなアルゴリズムを世界で初めて考案したと発表した。この新たな量子アルゴリズムは、出力が周期性のような「構造」を持たない関数を用いた問題に対し、検証可能な量子計算機の優位性(量子優位性)を示すものだという。1994年のShorの素因数分解アルゴリズム以来の約30年ぶりの本質的に新しいアイディアに基づいたものだという。これまで量子計算機による高速なアルゴリズムが知られていなかった種類の問題に対しても、高速な量子アルゴリズムが発見されることが期待できるとしている(NTTリリース、TECH+)。
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Source: スラッシュドット